無事に生地を伸ばせたところで
次は成形します。
とはいえ、こんな形に敷きこむのは至難の業。
どこが難しいかと言えば、生地を縁に直角に入れ込むのが意外と難しいのです
タルト生地のフォンサージュの仕方はこちらを見てね
夏ははエアコンを付けても、生地がだらけてしまいますし
無理して頑張ったとしても、バターが溶けた生地は硬く焼きあがってしまいます。
・
そこでここはお味を優先して!!
出来そうもないことはあえてやらずに
⁉︎
どういうこと⁉︎
フチは作らない!!ん??
・
タルトというのは、もともとは半固体なものを手で食べられるようにするための器代わりだったのです。
器として使わないのなら、底だけの板状でもよいですよね??
というわけでやってみます
生地の上セルクル(ここでは12センチ)を乗せ、押し切ります。(この後セルクルは絶対動かさない!!)
はみ出た生地を剥がし取ります。
そのまま170度に予熱したオーブンで12~13分焼きます。
焼いている間に、ピスタチオクリームを作ります。
・ピスタチオクリーム・
バター(常温) 30g
ピスタチオプードル 30g
(手に入らない場合はアーモンドパウダーで代用可。ただし味は落ちます)
粉砂糖 30g
小麦粉 3g
たまご 1/2個(25~30g)
ピスタチオパウダーはここで買えます。送料無料なので他よりはお得かと・・・
■作り方■
1:ピスタチオパウダーと粉砂糖と小麦粉は合わせてふるっておく。
2:バターを撹拌し、1の粉類の2割ほどを加えて混ぜる(あまり空気は入れないほうが良いです)
3:卵の2割ほどを加えて、なじむまでよく混ぜる
2と3を繰り返すと・・・
こんなマスタードのようなものができました!
これがピスタチオクリームです。
・
アーモンドで作ればアーモンドクリームです。
ココナッツで作る方法もあります!
・
そしてオーブンのタルトの土台がうっすらと乾燥してきたら、一度オーブンから出します。
もし浮き上がっているようでしたら、スプーンなどで押してもとに戻してください。
先ほどのピスタチオクリームを流します。
写真は絞ってありますが、生地を流してスプーンで均してもいいです。
※セルクルは熱いのでやけど注意です!!
そのまま続けて170度で30~40分焼きます。
(↓フランス語ミスタイプわかってますが直せません・・・)