思い通りの生クリームの濃度の調整方法は意外と簡単なんです。
実は!水を加えればよいのです。(前は牛乳でご紹介しましたが、計算が煩雑なので)
★例えば45%200mlを38%にしたい場合
水はAとして(xエックス使うと掛け算と間違えやすいので)
200×0.45=(200+A)×0.38
A≒37
(45%の生クリームの脂肪分量)=(水を加えた全体量)×(38%にしたい)
というわけで37ml加えればよいです。
この方法は、たとえば
35パーセントの生クリームが250g必要なレシピがあって
たった50gのためにもう一つ買うのがイヤだ!
というときにも使えます。
200×0.45=(200+A)×0.35
A≒57
45%1パック買ってきて水を57ml加えます。
ただし!!ちょっと問題があります!!
水を加えるのはムースなどに使うときだけにしてください。
日本の生クリームは離水しやすいので、絞りやナッペにこの方法の生クリーム使うと
崩れてしまいます。
前回お伝えした生クリームどうしを合わせる方法をとったほうが安全です。
お菓子作りに数学が必要だったなんて!
意外でしたね~