マカロンパリジャンの一番の特徴はここ
このフリフリはピエと言います。
ピエ=つま先です。
このピエはどうしてできるのかと言うと…
十分に乾燥した生地がオーブンで加熱されると、生地に適度に含まれているメレンゲの泡の空気が膨張してきます。
しかし表面はすでに乾燥してますから、それ以上は膨らむことが出来ません。
となると、膨張する生地は乾燥部分を持ち上げて外に出るしかありません。
そのはみ出た部分がピエとなるわけです。
このピエの出方もお店によってそれぞれ特徴があります。
ケロイドみたいなのとか(ピエールエルメ)
ピエが控えめなもの(ジャンポールエヴァン)
上に上がってるピエとか(ラデュレ )
どれがイイとか悪いとかは無いと思います。好みですね。
でもピエがなきゃ、マカロンパリジャンじゃないです。
ピエがどうしても出ないとお悩みの方へアドバイスいたしますね。
マカロンのピエが出ない3現象
1ピエどころかヒビが入ってしまった場合。
これは完全な乾燥不足です。
乾燥に時間が掛かり過ぎる場合は、だいたい生地が上手く出来ていないことが多いです。
マカロナージュも控えめにしてみて下さい。
2真ん中が火山のように吹き出す
これも乾燥不足か、オーブンの下火が強いか、絞る間隔を詰め過ぎたかです。
ある程度の間隔を空けて生地を絞り、
しっかり乾燥させます。
天板を二重にするか
ない場合はオーブンシートの下に2~3枚ほどの紙を入れてオーブンに入れます。
私が以前使ってたオーブンはダンボールを重ねてました。
乾燥が完璧なのに割れる場合は、ダンボールも試してみてください!
3ピエが偏って出る??
これは紙のオーブンシートを使った時に良く起こります。
洗って繰り返し使えるシートにすると解決することが多いです。
お金に余裕のある方は、シルパットがオススメ。
でもこのマカロンは組み合わせるとこんな風になります
くちびるみたい??
これはこれで面白いかも?
それでもピエが出ない時
それでも解決しない場合は、
生地が上手く出来ていないことがほとんど
またはオーブンの温度がうまく調整出来ていないことが多いです。
丁寧に作ることを心がけて下さいね。
です
東京文京区お菓子教室シェ・ミリュー