マカロンのルーツは、アフリカだってご存知でしたか
元はマジパンみたいなアーモンドの練り菓子で、パリでも売ってます。
それがイタリアを経由して、フランスに渡っているうちに今のマカロンになりました。
(よく似た名前の「マカロニ」もちょっと関係あるみたいです。小麦粉だけの物なのに面白いですね!)
フランス国内でも、いろんな種類のマカロンがあります。
みなさんがよく知っているマカロンは
マカロンリス
または
マカロンパリジャン
というものです
リスlisse=すべすべしたという意味です。
あのツヤツヤを出すためには、マカロナージュ(またはマカロネ)という
とってもむずかしい工程があるのです。
マカロナージュとは?
マカロナージュとはメレンゲに粉を加えて泡を潰さずに混ぜた後に、わざわざ泡を潰す作業のことです。
この潰し加減が、本当に難しいのです・・・
本に
「ツヤが出るまで潰す」
とか
「掬った生地がリボン状に垂れ落ちるまで」
とか書いてあるのがほとんど。。。これでわかりませんよね??
実際に状態を見て見ないとわからないと思います。
ので特別サービスです!
お役に立ったら、お友達にも広めてね!
必見!マカロナージュはここまでやります!
マカロナージュ解説
・丁度良い生地は、艶がありますがボリュームがある程度あり、混ぜた跡の筋も消えてますね。
・足りない方はツヤもなく、混ぜ跡のスジが残っています。
・やりすぎの方は、艶はあるのですが生地が水っぽくなって嵩が減っています。
初心者さんは少し足りないくらいで止めておいた方が安全です!
というのも、初心者さんはボウルから絞り袋に移す際や、
絞り出すときにも、生地を潰してしまいがちだからです。
マカロナージュが足りないと、艶も少ないですし
絞った跡が消えにくいのですが、乾燥すれば成功します。
やりすぎてだらだらになってしまった生地は、乾燥も遅くなり失敗しやすいので
やりすぎないようにだけは注意してくださいね!
これをクリアできれば、きれいなマカロンが作れる日は遠くないですよ~
東京文京区お菓子教室シェ・ミリュー