アガーとは?いったい何でしょう??
実は英語ではAgarは「寒天」の意味なのですが・・・
ここでいうアガーは、製菓用のアガーを言うことにしますね
。
カラギーナンと呼ぶこともあります。
※カラギーナンの毒性についてはこちら(wiki)をご覧ください
(Wiki リンクに飛ぶのが面倒な方へ (FAO/WHO 合同食品添加物専門家委員会 (Joint FAO/WHO Expert Committee on Food Additives, JECFA)
の第57回会議(2001年)では、1日許容摂取量を「特定せず」(つまり毒性リスクは事実上ゼロとみてよい)と決定した) Wikiより抜粋 だそうです。)
アガーの利点
・固まった時の透明度が高い!
・常温で固まるので夏も溶けない。
・離水しにくい
・ゼラチンのやわらかさと寒天の硬さの中間くらい
・臭みがない(獣臭や海藻臭がない)
・冷凍できる!
アガーの弱点
・固まった後の溶ける温度が60℃
なので、お口で溶けるというわけにはいきません。
・泡立てた冷たい生クリームには直に合わせられない。
生クリームのムースには使いにくいのです。
やりようによってはムースに応用はできるとは思いますが・・
アガーを使うときの注意
粉がだまになりやすいです。
水に溶かすときは材料のうちの砂糖と混ぜておきます!
アガーはゼラチンで代用できる??
以下の時はゼラチンではなくアガーを使うことをお勧めします!
・離水させたくないときのゼリー
・持ち運ぶ必要がある時のコーヒーゼリーやフルーツゼリー
・飾りに使うゼリー、ロールケーキにアクセントとして入れたいゼリーなど
・ケーキにツヤを出すグラッサージュ
常温で固まるので、フルーツタルトのフルーツを固定するのにも使えますね。
これをもしゼラチンで作ったら、冷蔵庫に入れないと固まりません!